闇金は違法?

 

闇金は違法?

闇金は、暴力をふるったり、物を壊したり、強引な取立てをするので違法だと思っている人がいます。

 

あるいは、「トイチ」、「トサン」という高額な利子をとることが違法だと思っている人がいます。たしかに、これらのことも違法行為となる可能性が高いです。

 

トイチというのは、10日で1割という金利であり、年利になおすとおよそ360%という暴利です。

 

トサンはこの3倍の利息がとられます。利息制限法や出資法では、最高で20%という金利が上限であるとされているので、法律に違反しています。しかし、実際に利息を支払っていなくても、闇金は違法な業者です。

 

なぜなら、金融業を営むためには必ず国や都道府県知事の許可を受けなければなりませんが、闇金は許可を受けずに営業しているからです。許可を受けずに金融業を営むことは、それ自体が重大な犯罪であり、重い罪の対象となります。そのため、闇金の被害にあったら、実際に利息を支払っていたり、強引な取立てをされていなくても、すぐに警察に被害届を出すべきです。

 

ところが、警察に被害届を出しても、問題は解決しないことがあります。違法な業者がつぶれれば、それ以後は取立てがなくなるかもしれませんが、都会の警察は忙しいので、被害額が少額では動かないことも多いようです。

 

さらに、違法な業者は、携帯電話だけで営業しているため、情報がほとんどありません。携帯電話だけでも個人情報は調べられますが、犯罪を行っている業者というのは、たいてい偽の住所と氏名を使っています。

 

そのため、警察が調べてもなかなか犯人にはたどり着けません。それどころか、警察に相談をしたことがきっかけに嫌がらせがエスカレートするケースもあるようです。

 

闇金の被害にあったら、弁護士に相談をするのが一番です。

 

こういった問題は、弁護士も依頼を受けることを嫌がる傾向があり、普通の法律事務所に相談をしても依頼をうけてくれないこともあります。相談をするなら、こういった問題に強い弁護士を探すことが重要になります。
 
地元の法律事務所で見つからない場合には、インターネットなどを利用して、闇金問題に強い弁護士もしくは司法書士を探しましょう。認定司法書士でも、140万円以下の借金の交渉で代理人となることができます。無料相談を実施している法律事務所もたくさんあります。

 

被害にあったときに最もしてはいけないのが、相手のいいなりになってお金を支払ってしまうことです。お金を支払うと、よいカモだと思われて、ますます関係を断ち切れなくなります。さらに、支払ったお金は戻ってこない可能性も高いです。

 

たしかに、法律では払いすぎたお金は戻ってくるようになっていますが、裁判をやってお金を取り戻すには相手の住所や氏名がわかっている必要があります。

 

犯罪組織は警察に追われていることもあり、すぐに行方をくらましてしまうので、ゆっくりと裁判をやってお金を回収しようなどと考えていると、逃げられてしまいます。違法な業者であると気づいたら、その時点でお金を支払うことをやめ、専門家に相談をしましょう。